自己肯定感ブートキャンプ

「なんで自分には友達ができないんだろう…」 その問いの奥にある“心の前提”の話

こんにちは、えらせんです。

人間関係の悩みの中でも、
実はものすごく多いのがこの悩み。

「友達ができない」
「仲良くなれそうで、なれない」
「深い関係になるのが怖い」

SNSではたくさんの人と繋がってるのに、
ふとした瞬間に、
「自分には本当の友達っていないのかも」
って、急に寂しくなるときがあります。

僕も、そうでした。

人と話すのは嫌いじゃないのに、
なぜか距離が縮まらない。

グループにいても「輪の外」にいるような感じ。

そんな“見えない壁”の正体に気づけたのは、
自分の心の「前提設定」に向き合ったときでした。

「自分は受け入れられない」という前提

友達ができない人の多くが、
無意識のうちにこう思っています。

「どうせ自分なんて、嫌われる」
「仲良くなっても、最後は離れていく」
「本音を見せたら、引かれるに決まってる」

これは“経験から来た”前提です。

●過去に、仲良くしてた人に突然距離を置かれた
●本音を出したら、冗談っぽく否定された
●裏切られた、裏切ってしまった

そういう体験があると、心はこう学びます。

「自分は“そのまま”では愛されない」
「だから、あらかじめ壁を作っておこう」

でも、この“先回りした壁”が、
新しい関係が育つのをブロックしてしまう。

「友達がいない」こと自体より、それを“恥ずかしい”と思う気持ちが苦しい

これは僕自身、痛感していたことです。

「友達がいない」って思ったとき、
その事実そのものより、
「こんな自分はおかしいのかも」って思ってしまう。

でも、友達が少ない=悪ではありません。

むしろ、大人になるほど、
「浅く広く」よりも「深く少なく」なっていくのが自然。

なのに、SNSでは「誰とでも仲良くなれる人」や
「人脈が広い人」が可視化されて、比べてしまう。

だから余計に、
「自分ってダメなんじゃないか」って思いやすくなるんです。

“誰ともつながれない”のではなく、“自分とつながれていない”だけかもしれない

これはちょっと痛いけど、大事な視点。

友達ができない時期って、
“外の人間関係”の前に、
“自分自身との関係性”が弱ってることが多いです。

・本音を抑え込んでる
・「本当はこうしたい」を無視してる
・自分を否定してばかりいる

そんな自分に、他人が近づこうとしても、
近づき方がわからないんです。

なぜなら、**「その人自身が、自分と仲良くできていない」**から。

人とつながるには、まず自分とつながる。

自分をちょっとずつ信頼できるようになると、
不思議なくらい、人も自然に近づいてくるようになります。

「友達が欲しい」と言えたとき、あなたはもう孤独じゃない

これまで、こんなふうに言えなかった人も多いかもしれません。

「友達が欲しい」って言うのは、
ちょっと恥ずかしい。
なんか“寂しい人”って思われそう。

でも、本当はこの一言こそが、
“心の壁”を壊すはじまりなんです。

「誰かとつながりたい」
「心から安心できる関係を築きたい」

それを認められるようになったとき、
あなたの中に、優しいエネルギーが流れ始めます。

最後に|“友情”は探すものじゃなく、「許す」もの

本当の友達って、
「どこにいるの?」って探して見つかるものじゃない。

“自分の心が、他人を受け入れる準備ができたとき”に、
スッと入ってきます。

だから大事なのは、探すことじゃなくて、
自分の中にある「人を遠ざける前提」に気づいて、許してあげること。

「過去の自分は、そうやって自分を守ってたんだね」
「もう、そんなに壁をつくらなくても大丈夫だよ」

そんなふうに、少しずつ心をゆるめていけば、
かならず、人との縁はやってきます。

その最初の一歩が、
“自分との友情”なんじゃないかな、と思います。

また続きを書きます。

えらせん

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えらせん
大学卒業後、市役所に就職し2年後に辞める。為替トレーダーとして独立をし、そのとき書いていたトレードブログが人気になり、兼業ブロガーに。スローライフに目覚め、ホテル暮らしをしながらインスタで執筆活動開始。Yahoo!ニュースでコラムを書き、年間で1億PVを達成。(著書「一生使えるポジティブ言い換え言葉」)