自己肯定感ブートキャンプ

「もっと頑張らなきゃ」が口癖の人へ|“努力しない自分”を責めるのは、もうやめよう

こんにちは、えらせんです。

「もっと頑張らなきゃ」
「このままじゃダメだ」
「今日は全然やれなかった」

そんな言葉が、頭の中をぐるぐるしてる日ってありませんか?

僕はあります。
むしろ昔は、毎日がそれでした。

頑張れない自分にイライラして、
ダラダラしてる自分に嫌気がさして、
SNSを開いては、他人の活躍を見て落ち込む。

「こんなことしてる場合じゃない」って思ってるのに、
体がまったく動かない。

それでまた、自分を責めてしまう。

でも、今ならわかるんです。

それって、サボってたわけじゃなかった。
心が、限界だっただけなんです。

自分を責める前に、気づいてほしいことがあります。

なぜ「頑張れない日」が来るのか?

まず知ってほしいのは、
僕たちの心って、エネルギーでできているということ。

バッテリーがあるイメージです。

やる気・集中力・決断力…全部エネルギーなんです。

そのエネルギーが減っているとき、
僕たちは“頑張れない”状態になる。

これ、サボってるんじゃなくて、
「エネルギーが空っぽ」なだけなんです。

しかも厄介なのは、
エネルギーが減ってるときほど、
「もっと頑張らなきゃ」って自分を追い込んじゃうこと。

それ、スマホが1%の状態でYouTube見ようとしてるようなもの。
無理して開いたら、すぐに落ちますよね。

でも僕たちはそれを「根性が足りない」とか「甘えてる」と思ってしまう。
だから、もっと傷つく。

「ちゃんとしなきゃ」が口癖の人ほど、傷つきやすい

自己肯定感が低い人ほど、
「休むこと」に罪悪感を持っています。

・ダラけたらダメ
・もっと頑張らなきゃ
・努力しないと見放される

そうやって、自分を常に追い込んでしまう。

実はこれ、子どもの頃の“愛され方”と関係していることが多いんです。

たとえば…

・いい子にしてたときだけ褒められた
・頑張ったときだけ愛された
・失敗したら怒られた

こういう環境で育つと、
「努力=存在価値」だと思ってしまう。

だから、大人になってからも、
頑張れないとき=自分には価値がない
と感じてしまうんです。

でもそれ、ほんとはまったくの嘘です。

人は「頑張れない時期」を通過することで、進化する

僕の経験から言えることがあります。

それは、人は、エネルギーが切れてる時期を通過したあとに、爆発的に進化するということ。

頑張れない時期って、内側ではめちゃくちゃ深い変化が起きてるんです。

例えば、皮膚の奥で細胞が入れ替わってるように。
植物の種が、土の下で静かに根を伸ばしているように。

「何も動いていないように見える時間」が、実は一番大事だったりする。

でも、その大切な時間を、
「サボってる」「情けない」って否定しちゃうと、
せっかくの変化の芽を潰してしまう。

「自分を励ます」のではなく、「自分に寄り添う」

この時期にやるべきことは、
「もっと頑張ろう」と気合いを入れることじゃありません。

大事なのは、“自分に寄り添う”という姿勢。

「今日もよくここまで来たね」
「何もできなかったけど、生きててえらいよ」
「そんな日もあるよね」

そうやって、そっと声をかけてあげてほしいんです。

努力できない自分を責めるよりも、
“自分の味方になる”ことのほうが、ずっと強いから。

最後に|「今の自分」も肯定してあげていい

頑張れない日があると、人は焦ります。

「取り残されるんじゃないか」
「このまま何もできなかったらどうしよう」
「全部終わってしまうんじゃないか」

でも、大丈夫です。

僕たちの価値は、
「何をしたか」じゃなく、
「何を感じて、どう生きようとしてるか」に宿ってます。

誰かと比べず、
“今の自分”をまるごと受け入れてあげる。

そこから、また歩き出せる日が、必ずきます。

だから今日は、こう言ってみてください。

「頑張れなかったけど、それでも生きててえらい」って。

また続きを書きます。

えらせん

ABOUT US
えらせん
大学卒業後、市役所に就職し2年後に辞める。為替トレーダーとして独立をし、そのとき書いていたトレードブログが人気になり、兼業ブロガーに。スローライフに目覚め、ホテル暮らしをしながらインスタで執筆活動開始。Yahoo!ニュースでコラムを書き、年間で1億PVを達成。(著書「一生使えるポジティブ言い換え言葉」)