こんにちは、えらせんです。
今回は、「なんとなく不調が続くけど病気ではない」という人にぜひ読んでほしいテーマ。それは『栄養不足のサイン』です。現代の不調の多くは、ストレスでも加齢でもなく、“栄養の偏り”が原因であることも少なくありません。体はとても正直で、必要なものが足りないと、かならず小さなSOSを出しています。そのサインを見逃さないことが、日々の不調を整える第一歩です。
1. 爪が割れやすい → タンパク質・鉄分不足
爪は、体の健康状態を映す“鏡”のような存在。割れやすかったり、縦線が増えたときは、タンパク質や鉄分が不足しているサインです。特にダイエット中の人は要注意。卵・豆腐・赤身肉を意識して摂りましょう。
2. 口内炎ができやすい → ビタミンB群不足
忙しいときやストレスが多いときに、口内炎ができやすくなるのは、ビタミンB群の消耗によるもの。ビタミンBは「元気を生み出すエネルギー栄養素」とも呼ばれ、代謝や免疫にも関わります。
玄米や納豆、豚肉などで自然に補うのがおすすめです。
3. 髪が抜けやすい・パサつく → タンパク質・亜鉛不足
髪のツヤやハリは“体の内側の健康”のバロメーター。無理な食事制限をすると、まず髪に影響が出ます。亜鉛やタンパク質をしっかり摂ることで、髪は内側からよみがえります。
4. 疲れやすい・朝起きれない → 鉄分・ビタミンB12不足
寝ても疲れが抜けないときは、単なる睡眠不足ではなく「鉄欠乏性疲労」の可能性も。特に女性は月経で鉄が失われやすいので、レバー・赤身肉・あさりなどで補給を。
5. 肌が乾燥する・くすむ → ビタミンA・E不足
スキンケアを頑張っても肌がカサつくときは、内側の栄養バランスに原因があるかもしれません。
ビタミンA・Eは“肌のバリア機能”を守る必須成分。アボカドやナッツ類など、良質な油も積極的に取り入れましょう。
6. あざができやすい → ビタミンC・K不足
軽くぶつけただけで青あざになる場合、血管を守るビタミンC・Kが不足していることも。ビタミンCはストレスにも弱いので、イチゴやブロッコリーなどでこまめに補うのが◎
7. 夜目が見えにくい → ビタミンA不足
暗い場所で見づらい、視界がぼやける。そんなときはビタミンA不足の可能性も。目の健康にはブルーベリーだけでなく、にんじんやかぼちゃも大切です。
8. 足がつりやすい → マグネシウム不足
夜中の“こむら返り”は、筋肉や神経を支えるマグネシウム不足のサイン。バナナや海藻、ナッツを意識して摂ることで、予防につながります。
9. 傷が治りにくい → タンパク質・ビタミンC不足
肌の再生には“材料”であるタンパク質と“修復サポート”のビタミンCが欠かせません。ダイエットで食事を抜いていると、治りが遅くなりがちです。スープやゆで卵など、無理のない形でタンパク質を補いましょう。
10. 集中力が続かない → 鉄分・ビタミンB群不足
「なんだかぼんやりする」「集中できない」そんなとき、脳がエネルギー不足を起こしていることも。
鉄とビタミンB群は“脳の栄養”。小魚や納豆、卵など、日常に取り入れやすい食材から整えていきましょう。
まとめ
「心の不調」も、実は体の栄養バランスから来ていることがあります。イライラしやすい、涙もろい、何もしたくない。それも“心のエネルギー切れ”かもしれません。まずは食べることを我慢しない勇気を持ってみてください。サプリよりも、できるだけ“食事で整える”ことが大切。食べることは、自分を大切にすることそのものです。頑張る前に、まず“満たす”。それが、本当の意味で「健康になる」第一歩です。
次回もお楽しみに！
コメントを残す