自己肯定感ブートキャンプ

実は人生損する思考グセ10選

こんにちは、えらせんです。
今回は、「実は人生損する思考グセ」について話していきます。一見良いことに見えて、実は“長い目で見ると自分を苦しめてしまう”考え方って、けっこうあるものです。一緒に見ていきましょう。

1.「嫌われない」が最優先になっている

誰かに嫌われるくらいなら、自分を押し殺した方がマシ。そんな風に考えてしまう人は、無意識のうちに「自分の意見」「自分の希望」「自分らしさ」を切り捨てていきます。でも、全員に好かれる人なんていません。それよりも、「本当に自分を大事にしてくれる人」と繋がるために、時には“嫌われる勇気”も必要です。その覚悟が、自分らしく生きるスタートラインになります。

2.謙虚=自分を小さく見せることだと思っている

謙虚であることと、自己否定することは、まったく別の話です。たとえば、「いえいえ、私なんて全然です」と言ってしまうクセ。これを続けていると、自分の中でも「私は大したことない」という思い込みが染みついてしまいます。本当の謙虚さとは、自己評価を下げることではなく、自分の力を認めながら、それを他人に押しつけず静かに表現することです。

3.努力=量がすべてだと思っている

たくさん頑張れば報われる。たくさん動けば成果が出る。そう信じて突っ走った結果、疲れ果ててしまう人は少なくありません。努力には「戦略」と「休息」がセットで必要です。走り続けるだけでは、方向を見失い、かえって遠回りしてしまうことも。量ではなく、“質”と“回復”を意識すること。それが、継続できる努力の本質です。

4.我慢=美徳と思い込んでいる

我慢強いことは、一見すると“良いこと”のように思えます。でもそれは、「自分の感情や限界に気づけないまま放置してしまう」という危うさと隣り合わせです。我慢することで、自分の本音に鈍くなり、助けを求めることに罪悪感すら覚えてしまう人もいます。我慢が続いているときこそ、「これは本当に耐えるべきこと?」と立ち止まってみてください。
本当に大事なものは、無理の先ではなく、“整った自分”で取りに行けます。

5.「いつかのために今を削る」が当たり前になっている

「未来のために」と言って、今の自分をずっと犠牲にしていませんか?もちろん準備や努力は大切ですが、“今”をずっと粗末に扱っていると、気づいた時には“未来”にも幸せを感じられない体質になっています。未来を良くしたいなら、「今日をどう心地よく過ごすか」を丁寧に選び取っていくこと。それが、未来を裏切らない習慣になります。

6.「迷惑をかけない=正義」と信じ込んでいる

誰にも迷惑をかけたくない。だからなんでも一人で抱え込む。その優しさが、実は“他人に頼られるチャンス”を奪っているかもしれません。人は「助けることで関係性が深まる」生き物です。迷惑をかけることは、信頼の表現でもあります。「助けてほしい」と言える強さこそが、人生に味方を増やす鍵になります。

7.忙しい=価値があると錯覚している

予定が詰まっていないと不安。休んでいると罪悪感。そう感じる人ほど、「動いている自分」に価値を感じてしまっています。でも、忙しいほど思考の余白がなくなり、選択の精度が下がります。結果として「やらなくてよかったこと」に時間と心を消耗することも多いんです。“何もしない時間”こそ、あなたの人生に必要な“整える力”を取り戻してくれます。

8.安い・無料=得だと思っている

「コスパがいい」「無料で学べる」そう聞くとお得に見えるかもしれませんが、実は“質の低い情報”を大量に消費して、一番大事な「自分の時間」や「集中力」を奪われていることも多いです。安いから得ではなく「本当に価値があるものはどこにあるか?」で判断できるようになることが、時間の使い方を整える第一歩です。

9.「言わなくても伝わる」が前提になっている

察してほしい。気づいてほしい。そう思う気持ちは自然ですが、言葉にしないと、相手には伝わりません。「わかってくれるはず」が裏切られるとき、人間関係にひびが入ります。期待ではなく、“確認”を。本当の思いや願いほど、言葉にする努力が必要なんです。

10.タイパ(タイムパフォーマンス)至上主義になっている

早く結果を出したい、効率的に動きたい気持ちはわかります。でも、「ゆっくりしか気づけないこと」って、本当にたくさんあります。道草、雑談、予定外の出来事。そんな“ムダに見える時間”の中にこそ、人生の豊かさは眠っています。「これって効率悪いかも」と思ったときこそ、実は大切な気づきがあるかもしれません。

まとめ

今回紹介した思考グセは、どれも「まじめでがんばってきた人ほど持ちやすいもの」です。でもそのままにしていると、気づかないうちに「自分で自分の人生をしんどくしている」こともあります。だからこそ、「手放してもいいかもしれない」と思えたときが、人生を変えるタイミングなのかもしれません。

次回はもっと面白い記事を書くので、お楽しみに!

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えらせん
大学卒業後、市役所に就職し2年後に辞める。為替トレーダーとして独立をし、そのとき書いていたトレードブログが人気になり、兼業ブロガーに。スローライフに目覚め、ホテル暮らしをしながらインスタで執筆活動開始。Yahoo!ニュースでコラムを書き、年間で1億PVを達成。(著書「一生使えるポジティブ言い換え言葉」)