こんにちは、えらせんです。
今回は、「人の道」というテーマで話していきます。
これは、新選組の局長である近藤勇が残したとされる「人の道」に関する格言です。
忘れてならぬものは恩義
捨ててならぬものは義理
人にあたえるものは人情
繰り返してならぬものは過失
通してならぬものは我意
笑ってならぬものは人の失敗
聞いてならぬものは人の秘密
お金で買えぬものは信用
これは、まさに「人としての在り方」を教えてくれる道しるべのような言葉でした。
どれも当たり前のようでいて、意識しなければすぐに忘れてしまうような、大切な価値観です。
今回はこの言葉をひとつひとつ掘り下げながら、「自分らしく、でも人を大切にして生きていくとはどういうことか?」を考えてみたいと思います。
「恩義」を忘れたとき、人は自分を見失う
恩義とは、「してもらったことを忘れない心」です。今の自分があるのは、誰かの優しさ、誰かの支えがあったからこそ。それを忘れずにいることが、自分の“軸”をつくります。
「もう感謝の気持ちなんて意味がない」と思ってしまうときこそ、過去の自分に手を差し伸べてくれた人の顔を思い出すことが、自分を救ってくれます。
「義理」を捨てたとき、信頼は一瞬で失われる
義理とは、筋を通すこと。誠意を忘れないこと。目の前のメリットや感情に流されて、“筋を通す”ことを後回しにすると、長く築いた信頼も一気に崩れます。
「ちゃんと返したい」「言ったからには守りたい」そんな小さな行動の積み重ねが、人間関係を太くしてくれるんですよね。
「人情」は、損得を超えて人を動かす
人情は、「あたたかさ」そのものです。冷たい正論よりも、心のこもった言葉。正しいかどうかよりも、寄り添ってくれたかどうか。
人は、損得や正しさよりも「この人は私の味方だ」と思えるときに、心を開きます。だからこそ、人情は「最後に人を救う力」になるんです。
「過失」を繰り返すのは、学んでいない証
誰だって、間違えます。でも、同じ過ちを繰り返すとしたら、それは「無意識の怠慢」です。
反省したふりで終わっていないか?
傷つけた相手の気持ちを想像できているか?
失敗よりも、“学ばなさ”の方が、人を遠ざける。だからこそ、過失は「繰り返さない」がルールです。
「我意」を通すのは、幼さの表れ
「わたしはこう思う」「だからこうしてほしい」その気持ちは大切だけど、「それだけ」を押し通すのはただのわがままです。
大人になるって、譲れることが増えるってこと。「譲れないこと」よりも「譲ってもいいこと」の引き出しを持つことで、人間関係は驚くほど楽になります。
「人の失敗」を笑う人は、自分の未熟さに気づいていない
誰かの転び方を見て笑う人は、自分が転んだときに泣きます。逆に、転んだ人に手を差し伸べる人は、自分が転んでも支えられます。
笑われる失敗じゃなく、笑わない心を育てたいですね。
「人の秘密」を軽く扱う人は、信頼されない
「ここだけの話だけど…」そう言って誰かの話を漏らす人は、自分の口の軽さで大切な縁を手放してしまいます。
人の秘密は、“命の次に大事なもの”だと思っていた方がいい。だからこそ、「話してくれてありがとう」の気持ちを持つだけで、信頼って深まるんです。
「信用」は、買えないからこそ、最強の財産
お金で買えるのはモノだけ。でも信用は、人と人のあいだにしか生まれません。
仕事でも、恋愛でも、人生でも。「この人なら大丈夫」と思ってもらえることほど、価値のある“資産”はないんです。
信用を得るのは時間がかかるけど、失うのは一瞬。だからこそ、信用は「守る」より「育てる」ものなんだと思います。
まとめ
人の道は、正しさの話じゃありません。「人としてどうあるか?」の話です。
正しい人より、温かい人。
賢い人より、信頼できる人。
強い人より、一緒に泣ける人。
そんな人になれたら、きっと人生はもっとやさしくなるはずです。
次回はもっと面白い記事を書くので、お楽しみに!
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