こんにちは、えらせんです。
前回に続き、今日は「心が限界に近づいているときに出るサイン」について話していきます。人は、表面上の“疲れ”を通り越すと、だんだんと感覚が鈍くなっていきます。「しんどい」と言えないほど心が麻痺していく。この後編では、そんな“見えづらいSOS”を丁寧に言葉にしていきます。
8. 深呼吸がしづらい
息を吸うたびに胸のあたりが重く感じたり、何もしていないのに、呼吸が浅くなることはありませんか?それは、身体が“ずっと緊張している”サイン。意識して深呼吸できないときほど、心が自分を守るために力を入れている証拠です。無理に整えようとせず、まずは「苦しい」と気づくだけでいい。心は、気づいてもらえるだけで少し楽になります。
9. ご飯の味がよくわからない
味がしない、食べてもおいしいと感じない。それは、心が「生きること」に集中できなくなっているときに起こります。身体は食べ物を受け入れていても、心は何も感じ取れていない。そんなときは、無理に栄養を取ろうと頑張るよりも、「今日は食べられただけでもえらい」と、自分を褒めてください。
10. 頭の中がモヤモヤしている
何かを考えようとしても、ぼんやりして集中できない。その状態が続くときは、脳が「考えること」に限界を感じているサインです。たくさんのことを抱えすぎて、思考が整理できないとき、無理に答えを出そうとすると、かえって心が追いつめられてしまいます。そんなときは“何も決めない日”をつくってください。空白の時間こそ、回復の入口です。
11. 未来のことを考えるのが怖い
「来週の予定を立てるのが怖い」「この先のことを考えると不安になる」そう感じるとき、心は「今を生きるだけで精一杯」な状態です。未来を想像する力がなくなるのは、怠けているからじゃなくて、心の防衛本能が働いているから。「今日を生きた自分、よくやった」その一言で十分なんです。
12. スマホを見るのも疲れる
SNSを開いても、何も感じない。誰かの投稿を見るだけで、自分が遅れているように感じる。その瞬間、あなたの心は「比較」で疲れきっています。スマホを閉じて、少しだけ“現実の静けさ”に戻ってみてください。焦らなくても、あなたの時間はちゃんと進んでいます。
13. 怒りや苛立ちが増える
何かにすぐイライラしてしまうのは、本当は“怒り”ではなく“悲しみ”がたまっているサインです。心が余裕を失うと、悲しみが怒りという形で表に出やすくなります。だから、「イライラしてしまった自分」を責めないでください。それは「私、限界かも」と伝えるための、心の叫びなんです。
14. 身だしなみに気を使えない
着替えるのも面倒、メイクする気も起きない。そんなときは、「自分をケアする気力」そのものが落ちている状態です。でも、清潔感よりも大事なのは“命の維持”。無理して取り繕うより、「今日はこれでいいや」と思える余裕を優先して。見た目よりも、“生きていること”が何より素晴らしいから。
まとめ
もし、これらが当てはまるなら、それは「もう十分がんばったよ」という心からのメッセージです。休むことは逃げることじゃなく、「生き直すための選択」です。頑張るより、いまは「やめる勇気」「甘える勇気」を持ってください。あなたの心は、まだ大丈夫。でも、これ以上傷つく前に――「自分を守る」という選択をしてほしいです。
次回はもっと面白い記事を書くので、お楽しみに!
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