こんにちは、えらせんです。
今回は「人間関係で忘れてはいけない10のこと」というテーマで話していきます。人付き合いって、答えがないからこそ難しいですよね。相手のためにと思ってやったことが裏目に出たり、沈黙が優しさだと思ったら距離を置かれていたり……。だけど、関係を築くうえで「忘れてはいけない基本」があるのも事実です。今回は、関係が壊れやすい人に共通する10のNGを、深掘りしながらお伝えします。
① 褒め言葉より「小さな気遣い」が心を動かす
つい「すごいね」「かわいいね」などの褒め言葉で距離を縮めようとしてしまうけれど、それだけでは相手の心に残らないことが多いです。本当に人の心を動かすのは、相手の立場に立った小さな気遣い。「寒くない?」「忙しいのにありがとう」「これ好きだったよね?」──そんなさりげない言動に、人は安心し、信頼を寄せます。
② アドバイスを与える前に「求められているか」を考える
良かれと思って助言しても、求められていないなら逆効果。とくに落ち込んでいる人に「もっとこうしたらいいのに」と言うのは、追い打ちになってしまうこともあります。「今、アドバイスを必要としているのか?」を見極める目と、「話を聞く」だけの余白を持つことも、大人の優しさです。
③ 「許すこと」は「自分を解放する」行為
誰かを許すというのは、相手のためだけじゃありません。過去に傷つけられた記憶や怒りをずっと持ち続けることは、自分の心を縛ることにもなります。許すとは、過去の出来事をなかったことにするのではなく、「それがあった上で、今を選ぶ」という前向きな決断なのです。
④ 約束を守るより「無理な約束をしない」
「ちゃんと守らなきゃ」と思って苦しむより、最初から無理な約束をしない方が誠実です。相手に良く思われたくて、つい「できるよ」と言ってしまう。でも結局できなければ、信頼は一瞬で崩れます。誠実さとは、「できないことをできないと言える強さ」でもあるのです。
⑤ 相手を変えようとするほど「自分が変わる」必要がある
人は人を変えられません。「なんで分かってくれないの?」と不満をぶつける前に、自分の関わり方や視点を見直すことが大切です。相手を変えようとする行動は、ときに「コントロール欲」に見えてしまいます。まずは、自分がどう在るか。そこにヒントがあります。
⑥ 過去の失敗を言及すると「未来の頼り」を失う
「あのときもそうだったよね」と、過去のミスを蒸し返すのはNG。言われた側は、「この人には弱さを見せられない」と思ってしまい、信頼関係にヒビが入ります。人は「今」と「これから」を見てくれる人に心を開きます。過去ではなく、未来を語りましょう。
⑦ 相手の価値観の否定は「存在の否定」と同じ
「そんなの変だよ」「普通じゃないよ」と言われたとき、人は自分の存在を否定されたように感じます。たとえ自分と違っても、「そういう考え方もあるんだね」と一度受け止める姿勢が大切です。価値観は人生経験そのもの。否定することは、その人の背景を無視することに繋がります。
⑧ 感謝を伝えないと「当たり前」に変わる
どれだけ優しくしても、感謝がなければ「やってもらって当然」になってしまうのが人間関係の怖いところです。「ありがとう」は、関係を続けるための潤滑油。言葉にするのが照れくさくても、伝えることを怠らない人ほど、信頼を積み重ねていけます。
⑨ 嫉妬は「自分の不足」を映す鏡
誰かの成功や幸せを見て嫉妬してしまうとき、それは「自分には足りていない」と心が感じているサイン。人間関係の中で嫉妬心が芽生えるのは自然なことですが、それをそのままぶつけるのではなく、自分を整える機会に変える視点が必要です。
⑩ 謝らないのは「問題を先送り」にするだけ
「ごめんね」と言うことは、負けではありません。プライドや恥ずかしさが邪魔をして謝れないと、関係修復のチャンスを逃してしまいます。自分の非を認めて謝れる人は、信頼されます。「悪気はなかった」と思っていても、まずは謝る。それが人間関係の基本です。
まとめ
人間関係に正解はありませんが、「壊れやすい人には共通点がある」のも事実です。あなたがこれまで人と関わる中で感じてきた違和感や、上手くいかなかった経験は、全部ヒントになります。
うまくいかないときは、「相手を責める」より、「自分の振る舞いを整える」ことから始めてみてくださいね。
次回はもっと面白い記事を書くので、お楽しみに!
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