こんにちは、えらせんです。
今回は「人間力が高い人が言わない言葉」というテーマで話していきます。一見すると何気ない言葉。でも、それを口にするかどうかで、人としての成熟度や信頼感は大きく変わってきます。特に人間力の高い人は、「場の空気を悪くしない」「相手を見下さない」「感情に飲み込まれない」など、言葉選びにおいて繊細な配慮をしているもの。どんな言葉を“言わない”ことで、その品格や信頼を保っているのか深掘りしていきます。
1.「それ前にも言ったよね」
これは「責め言葉」です。相手にとってはただの確認かもしれないのに、「前にも言ったでしょ」と言われると、恥をかかされたような気持ちになり、関係に溝が生まれます。人間力の高い人は、相手の記憶ミスよりも「もう一度、ちゃんと伝えられる自分」でいようとします。
2.「私は忙しいから無理」
自分の状況を伝えることは悪くありません。でも、人間力の高い人は「断るとき」にも相手を気遣います。「申し訳ないけれど、今は手いっぱいなんです」「お力になりたいんですが、今は難しそうです」など、“忙しい”を理由にしつつも、相手の心にトゲが立たない言葉を選びましょう。
3.「それくらい常識でしょ」
この言葉には、無言の見下しがあります。“自分はできるのにあなたはできない”という上から目線が含まれているため、関係を一気に冷え込ませてしまうことも。人間力の高い人は、「常識なんて人によって違う」と知っており、違いを責めるのではなく埋めようとします。
4.「なんでそんなこともできないの?」
これも指摘のようでいて、問い詰め・否定に近い印象を与えます。人間力の高い人は、できない理由を探る前に、「なにか困ってることがあるのかな?」と寄り添う姿勢を大切にします。
5.「言っても無駄だと思うけど」
こういった言葉の裏には、“諦め”や“軽視”があります。言葉の前置きにネガティブな印象を加えるのではなく、「もしかしたら、伝わるかもしれない」という希望を持って話すのが人間力の高さ。自分の言葉に責任を持つ人ほど、「どう言えば届くか?」を工夫します。
6.「みんな言ってたよ」
「みんな」を盾にして、自分の意見をぼかしてしまう人がいますが、人間力の高い人は“自分の言葉”で語ります。あいまいな大多数の声ではなく、「私はこう思う」と自分の意見に責任を持つ姿勢が、信頼される要素です。
7.「私は不器用だから」
これは自虐風の言い訳。確かに、不器用さや不得意なことを正直に話すのは悪いことではありません。でも、人間力の高い人は「不器用だからこそ努力する」「だからこそ工夫する」と、未来の自分に希望を残す言い方をします。
まとめ
人間力の高い人は、言葉のひとつひとつに「責任」と「思いやり」を込めています。それは、自分をよく見せるためではなく、相手とよりよい関係を築くために。だからこそ、“何を言うか”ではなく、“何を言わないか”を大切にしているのです。
次回はもっと面白い記事を書くので、お楽しみに!
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